6歳卵乳アレっ子のむすこと、3歳ノンアレっ子のむすめがいる
うさママです🌱
先日初めて「エピペン」を処方してもらいました。
小学校入学を前に、やはり持っていた方が良いだろうとのこと。
うさママ
エピペン講習会でアレルギー専門医の先生から聞いたお話を中心にお伝えします。
緊急時の対応は、みんなが知っておく必要がある
エピペンは、アナフィラキシー(危険な症状)が出てしまった場合に、
食物アレルギーの子の命を守るために処方されるものです。
息子が以前卵を誤食して、嘔吐を繰り返してぐったりしていたことがありました。
その時の詳しいことはこちらの記事に書いてます。
うさママ
今回エピペン講習会で聞いたら、この時の状態は、エピペンを使うべき状態だったろうとのことでした。
息子は大事には至らなかったのですが、もしまた同じような状態になった時
前回大丈夫だったからといって
家で様子を見て、自家用車で病院に運んで、大丈夫だという保証はありません。
エピペンを持っている、持っていないにかかわらず
緊急時の対応は多くの人に知っていて欲しいなと思います。
息子が誤食した当時の私は、そんな緊急時にどうすべきか、わかっていませんでした。
アレルギーの症状が出たとき、
どうしたらいいか自信のない方は
今から一緒に学びましょう。
知っている方には当然の内容かもしれませんが、今一度確認のためにも見ていただけると嬉しいです。
緊急時は、冷静でいることが必要ですが、それってなかなか難しいこと。
少しでも冷静に対応するために、定期的に知識を確認しておくことは必要だなと思います。
「緊急時対応マニュアル」は簡潔で分かりやすいのでおすすめ
名古屋市が出している「緊急時対応マニュアル」は必要なことが簡単にまとめてあるので、
役に立つと思います。
エピペン講習会や、昨年勉強のために受講した「アレルギー大学」でも資料に使われていました。
うさママ
アレルギー症状かもしれないと思ったら
アレルゲンを食べてしまって症状が出ているとき
アレルギーのある子の様子がいつもと違うとき
アレルギー症状を疑って、5分ごとに症状をチェックしましょう。
緊急の判断
この症状が一つでもあったら緊急です。
これは必ず覚えておきましょう。エピペンを使うべき症状です。
- 繰り返し吐き続ける
- 持続する我慢できないお腹の痛み
- 喉や胸がしめつけられる
- 声がかすれる
- 犬が吠えるような咳
- 持続する強い咳き込み
- ゼーゼーする呼吸
- 息がしにくい
- 唇や爪が青白い
- 脈を触れにくい・不規則
- 意識が朦朧としている
- ぐったりしている
- 尿や便をもらす
マニュアルには書いていないのですが、
アレルギー症状で一番よく出る「皮膚症状」にも注意は必要だそうです。
急激に全身に広がるような蕁麻疹や浮腫は、やはり危険。
急激に血圧が下がってショックが起きる可能性があるそうです。
「歩かせない、立たせない、座らせない」
アレルギー症状が出ていても、動ける場合には歩かせたりしてしまいやすいと思います。
でも、このとき歩かせてしまうことで急に血圧が下がってしまって、急激に症状が進んでしまう危険性があります。
できるだけ動かさず、横にさせて頭をあげたりしない方が良いそうです。
自家用車で病院まで運ぶと、必ず「座らせる」ことになってしまいます。
なので、この時意識が無くなってしまって救急車を呼ぶことになる事例があると聞きました。
うさママ
アレルギー症状が出ている時の対応
安静にさせて、症状チェックした上で、次の対応としては3つ。
①内服薬
②エピペン
③救急搬送要請
エピペンの前に薬を飲んでいても大丈夫だそうです。
うさママ
エピペンを使った場合、約20分で効果が切れるので、症状が落ち着いてもそのまま様子を見るのではなく、必ず医療機関に連れていかなければなりません。
このとき、自家用車で連れて行こうと思うと、どうしても「座らせる」ことになります。
先に書いた通り、アレルギー症状が出ていてエピペンを使うような場合だと
「歩かせない、立たせない、動かさない」が大切。
救急車で運んでもらうのがベストです。
でももし救急車を呼ぶべきか迷ったら、かかりつけの病院や、救急病院に電話して聞いても良いと思います。
どこにも相談できなかったら、「迷ったら救急車」が良いと思います。
うさママ
うさママ