うさママ
息子は卵と乳にアレルギーがあり、完全除去しています。
幼稚園での給食は除去食をお願いしていますが、給食は他の子どもたちと同じ場で食べています。
幼稚園年少組での誤食
幼稚園からの嘔吐の連絡
年少組の3学期のある日。
幼稚園から給食後に嘔吐したと連絡が入りました。
「給食後の嘔吐」と聞いて、すぐにアレルギー症状を疑いました。
連絡をくださった先生はアレルギー症状を疑ってはいない様子でしたが、アレルギーの頓服薬を預けてあったので、念のため飲ませていただくようにお願いしました。
夫にも連絡を入れて、仕事を早退しすぐに迎えに行きました。
園では職員室でぐったりした様子で待っていて、再度嘔吐。その後は嘔吐は治りましたが、元気のない様子で1日過ごしました。
アレルギー?胃腸風邪?
症状からはアレルギーのように思いましたが、胃腸風邪の可能性もあります。
幼稚園の先生には誤食したという認識はありませんでした。
給食に混入があったのか??と思い、給食を作っている会社にその日のメニューと使用した食材を問い合わせました。
また、息子に何を食べたのか丁寧に聞いていると…
うさママ
くまむすこ
息子のクラスでは、以前から先生がおかわり用に小さなおにぎりを作ってくれていました。
その日のメニューは「チャーハン」で、通常は卵入りのものですが、息子は除去食をお願いしているため卵なしのチャーハンでした。
この日はチャーハンでしたが、いつものようにおかわり用のおにぎりを作ってくれていて、息子は通常のたまご入りのチャーハンで作ったおにぎりを食べてしまったようです。
うさママ
かかりつけ医を受診
症状を伝え、誤食した可能性があること、食べたものは卵入りのチャーハンだと思うということを伝えると、数日分の内服薬を処方されました。
うさママ
幼稚園の先生との話し合い
事実の確認
誤食であることは間違いないだろうなと思いましたが、子どものいうことではあるので、事実の確認をしたいと考えました。
確認したかったこと
- その日のおかわりのおにぎりは通常食のチャーハンだったのか。
- チャーハンは息子は食べてはいけないものであったことは先生は認識していたか。
- 「おかわり」はどのようにすることになっているのか。(誰が何をおかわりするのかを把握できる状況だったのか?)
確認した結果
- おかわりのおにぎりは通常食の卵入りチャーハンでした。
- 先生方はチャーハンが卵入りで息子が食べてはいけないものだと認識していました。
しかし、息子がこの日おにぎりをおかわりしていたことに気づいていませんでした。 - おにぎりのおかわりは、自由に食べられるようになっていたようです。息子は普段からおかわりするときには先生に食べていいか確認していたため、この日おにぎりを食べていたことに気がつかなかったとのことでした。
うさママ
誤食の再発防止のために
事実の確認ができたので、再発予防について先生方と確認し合いました。
家庭で取り組むこと
- 息子自身も食べられないものをしっかり認識できるように、毎朝給食のメニュー表を確認すること。
幼稚園にお願いすること
- 除去食の確認をしていただくこと
- おかわりについて、息子の食べられないものがある場合は子ども達が自由におかわりできる環境にしないこと
うさママ
くまパパ
どのような場面で誤食のリスクがあるのかを親も理解して、家庭でできる対策をとることや、園の先生とコミュニケーションを取ることが必要だなと思いました。
ヒヤリハット事例を知ることは、子どもの安全のために大切なことと考えて今回のことを記事に書きました。
食物アレルギーを持つ他の誰かに、ほんのわずかでも役に立てばと思います