6歳むすこ 卵乳アレルギーの経過
0歳6ヶ月で食物アレルギーが発覚。
その後卵と乳は完全除去継続のまま現在6歳。
血液検査は半年〜1年に一回実施しているけれど、数値は増えたり減ったりです。
卵:クラス4
乳:クラス4
3歳で経口負荷試験(卵)を受けたけれど、1gでアナフィラキシーを起こし除去は継続に。
うさママ
経口負荷試験の計画
小学校入学を前に、負荷試験に挑戦するため
これまで診てもらってきたクリニックから、地域の大きい病院を紹介されて受診。
卵の負荷試験、乳の負荷試験を1ヶ月ごとに実施することに。
卵・乳アレルギーの息子(6歳)経口負荷試験を受けることになりました。 卵乳アレルギーの6歳息子の経口負荷試験〜1週間前診察〜先日ついに卵の負荷試験の日を迎えました。
ところが…
負荷試験当日 まさかの摂取拒否
朝、ノンアレっ子のむすめを幼稚園に送って、病院に行くところまではスムーズでした。
うさむすめ
くまむすこ
摂取の合間に見る絵本や工作ブックなど、むすこのお気に入りのものを持ち込んで、問診や血圧の測定などを受けるまでは良かったのですが…
いざ、食べようという時になったら
「たべない!!捨てるからね」
と言い、その後は泣いたり、ごねたりの繰り返し。
スプーンに乗せた刻んだゆで卵を床にこぼしてしまうことも二度。
(その度に、むすこは私にきつく怒られました。。)
医師や看護師さん、栄養士さんなど、たくさんのスタッフが声をかけにきてくれて、
気持ちを切り替えられるようにむすこの好きな昆虫の話をしてくれて、本やパズルももってきてくれて
あの手この手で食べられるように勧めてくれましたが、
一度食べないと決めてしまったむすこは本当に頑固で
食べられるように説明したり、かなり強く言ったこと
- 今日食べる量は、以前の負荷試験で食べた量よりもかなり少ないから、絶対に症状は出ない。
- お母さんも先生たちもいるから絶対に大丈夫。
- 心配な気持ちはわかるけれど、どのくらい食べられるようになっているかがわかったら、少しずつ食べる量を増やしていける。みんなと同じように食べられるようになるよ。
- 今日食べないと、1日泊まって明日まで病院にいることになるよ。まったく食べずに帰る子はいないよ。
- このままだと何もわからず帰ることになってしまう。病院も、幼稚園も、パパもママもいろいろ調整して今日きてるんだよ。
- お願いだから食べて などなど。
抱っこしたり、少し遊んでみたり、気を紛らわせることもしました。
一度口に入れることもできたのですが、ゆで卵の味が嫌だったのか、すぐに吐き出してしまいました。
病院が嫌になったりしたら困るから、これ以上はやめましょうと医師に言われてからも、もう少しだけ粘らせて欲しいと頼んで膝の上で抱っこして、説得(ーー;)
パパに電話して励ましてももらいました。
それでもダメで。
最終的に、次は乳の負荷試験を先にやって、年度内に卵にもう一度挑戦できるようにしようということになりました。
むすこには、乳の負荷試験は頑張って挑戦しようと約束をさせ、
私はお医者さんやスタッフに、何度も謝り、次はちゃんと気持ちを固めてきますと伝え、
何も摂取していない中、病院で昼食を食べて帰りました。
むすこはホッとしていたのだろうと思いますが、
私はとてもがっかりして、落ち込んでいました。
そして、むすこの気持ちの準備をきちんとさせてあげないまま連れてきてしまったことを反省していました。
摂取拒否になってしまったのはなぜ??
結局食べられないまま、卵の負荷試験は終了。
「アレルゲンを悪者にしてはいけない」
ということは、理解しているつもりでした。
悪者にしてしまうと、いざ食べられるようになった時にも抵抗が強くなって
結局食べられないという事例も聞いていました。
だから、これまで除去をするにあたって「悪者にしない」とは意識していました。
でも、むすこの現状として、抵抗が強くて負荷試験で卵を摂取できませんでした。
うさママ
摂取拒否になってしまった理由として考えられること
- むすこの不安の強さ
- アレルゲンが食べられなくてもむすこは困っていなかった
- 負荷試験への心の準備不足だった
むすこはもともとかなりの心配性です。
以前の負荷試験や誤食の経験から、卵や乳への恐怖感はとっても強かったと思います。
特に卵への不安は強いと思っています。
そのため、食べられるようになりたいという気持ちもあまり持っていなかったようです。
「卵や乳が食べられなくても、大丈夫。
美味しいものは他にもあるし、丈夫に育つこともできる。」
そう思って日々生活してきました。
我が家は卵や乳が使われている美味しそうな食べ物があるところにはほとんど行かないし、
卵や乳がなくても、美味しいものがたくさんあることを探して家族で楽しんできました。
息子が、「食べられるようになりたい」とあまり思っていなくても当然かもしれないですね。
幼稚園も、近所のお友達も、アレっ子の息子にとても暖かく配慮してくれるし、家の中では妹もパパもママもむすこのアレルゲンは食べません。
だから、食べられなくても、今のままでいい って思っていたみたい。
むすこには、これまで卵や乳が食べられなくても大丈夫だということを強調しすぎてきたのかもしれません。
アレルゲンを悪者にはしてきていないつもりだけれど、
でも、卵や乳製品の話題はほとんどしていませんでした。(卵や乳が入っていないかについては話題にしますが)
そして、負荷試験に対する不安が私や夫にも強くあったために、
負荷試験の説明はもちろんしていましたが、やはり負荷試験の話題は避けていたところがありました。
そのため、「病院で食べて確かめてみよう」というむすこの気持ちの準備を十分にさせてあげられなかったのかなと思います。
本当は、むすこの中に食べられるようになりたい気持ちは少しはあるでしょう。
でもそれよりも、恐怖感が強くなってしまった。
むすこの「食べたいな」という気持ちがもう少し強くなるように、
現状では食べることはできないですが、「目の前からも除去」することはせず自然に取り入れていきたいと思います。
その後の話
夫とも話し合い、次の経口負荷試験(乳)の話は頻繁にしています。
息子に伝え続けていること。
うさママ
小学校上がる前には、どのくらいは食べて大丈夫なのかをしっかり確認したいんだ。
そうじゃないと、小学校でどういう対応をしてもらったらいいかを話し合えない。
むすこと、みんなの安心と安全のために、負荷試験が必要なんだよ
うさママ
うちは家族みんなで食べたいから、家で卵と牛乳は食べてないし、
卵や乳がなくても美味しいものはたくさんあるよね!
でも、アレルギーが良くなったら、食べられる美味しいものがたくさん増えるよ。
卵や乳を使った美味しいものも、みんなで食べられたらいいなと思うから
負荷試験やっていこうね。」
心配、不安 というむすこの気持ちはあるでしょう。
でも、そこを共感しているだけでは、むすこは挑戦できないような気がしてしまいます。
説得しすぎか、強制しすぎなのか、
という迷いもありますが、少し背中を押して一緒に挑戦したいと思っています。
卵乳アレルギーの6歳むすこ 乳の経口負荷試験を受けました。
はじめまして、インスタからやってきました。読んでて涙が息子さんもお母さんもしんどかったですね。抵抗する息子さんの気持ちわかります。アナフィラキシー、我が子も経験がありますが、あんな苦しい思いをまたするかもしれない、という恐怖感は計り知れないと思います。6歳ですし、余計に怖さが先にたつのかもしれませんね。
そして、病院の先生やスタッフさんに対してのお母さんの思い、息子さんに対してのお母さんの思いもすごくよくわかります。
アレルギーを悪ものにしてはいけない、私も頭ではわかっていたつもりですが、今も息子に「乳製品を食べたら死んじゃうかもしれない。絶対近づいちゃダメ。何に入ってるかわからないから、ママに聞いてからじゃなきゃ食べたり飲んだりしないでね」と口煩く言ってます。命にかかわるし、やっぱり怖いです。
うちはまだ4歳で原材料に含まれる少量の乳でアナフィラキシーを起こしたばかりなので、負荷試験はドクターストップです。でも、就学前には少しでも摂取できるようにしてあげたいと負荷試験を強く希望しながら経過観察中です。
ブログ拝見していて、我が子も将来、全く同じ状況になりそうだな〜とドキドキしてきました。負荷未経験で、何も力になれませんが、応援しています!!息子さんもすごく怖くて辛いだろうけど、乗り越えられますように。いつか、お友達と同じものが自由に食べられるようになりますように!
あこさん インスタから見にきてくださって、本当にありがとうございます。そして、お子さんもアナフィラキシーの経験があるんですね。コメントしてくださって、本当にうれしいです。
うちの子も4歳の時に幼稚園で誤食して症状が出てしまったので、6歳になるこのタイミングまで負荷試験を受けることができませんでした。就学前にはと、やっぱり思いますよね。
応援してくださってありがとうございます!!
実は今日、乳の負荷試験に行ってきます。
また記録していくつもりですので、良かったら見にきてください。